もちょ10の良さを語りたい

麻倉ももさんのInstagramもちょ10」について語ります。

 

 

 

目次

 

 

 

SNS麻倉もも

―――2020年5月1日

麻倉ももさんが、Instagramで「もちょ10」という企画を始めました。

 

www.instagram.com

 

 声優・麻倉ももによる10秒動画投稿専用アカウント。もちょの何気ない日常を期間限定でお届けします!

 

もちょ10 Instagramプロフィールより)

 

 

昨今の情勢もあって、SNSYouTubeを始める声優さん、そういった活動に力を入れる声優さんが急増していますが、こと麻倉ももさんに関してはやらないだろうと僕は確信していました。

 

それは事務所の方針があるから、というのに加えて、何よりも麻倉さんがSNSをやる姿がまるで想像できなかったからです。

 

そう思う程度には、麻倉ももさんとSNSは縁遠い存在だと感じていました。

 

麻倉さんはこれまで、インターネットを使った不特定多数の人とのコミュニケーションをほとんどしてきませんでした。

(もっと言うと彼女の人生の中でインターネットにあまり触れてこなかったんだと思います。)

 

オフィシャルブログ「もちょっとおしゃべり」公式LINEはやってきましたが、この二つにはコメント機能がなく、読者の反応を見れるわけではないので、麻倉さんからの一方通行なメッセージでした。

 

彼女のオフィシャルブログで「忘れてた」で検索すると、2015年~2016年夏ごろまで、「ブログの存在を忘れてた」という旨の言葉が散見されます。

【リンク】【忘れてた】のブログ記事検索結果|Ameba検索 麻倉ももおフィシャルブログ「もちょっとおしゃべり」

それくらい当時の彼女にとって、ブログを通して言葉を伝えるという行為は習慣になく、苦手なものだった。そして、苦手を乗り越えられるほどの価値を感じていなかったんじゃないかと思います。

 

そんな麻倉さんに、SNSをやってみたいという気持ちは微塵もないだろうと思っていました。

 

しかし、「もちょ10」という企画によって僕の予想は覆されてしまいました。

 

ただ、よくよく考えてみると、そこには僕が大好きな麻倉ももさんの魅力がたくさん詰まっていることに気が付きました。

今回のブログではその一端をご紹介します。

 

 

 

球技大会と麻倉もも

「もちょ10」に繋がるお話をするにあたって、僕が大好きな麻倉さんのエピソードをご紹介します。

 

【リンク】TRYangle harmony 第43回:セカンドショットちゃんねる - ニコニコチャンネル:エンタメ

(動画の20:48頃からのお話)

 

麻倉「球技大会があるでしょ?

で、体育祭とかがなかったの。

だからみんなそれに懸けてて、

それで「迷惑かけちゃだめだ!」と思って。

すーっごいね、頑張って頑張って!

放課後とか、体育の先生のところに行って、

マンツーマンで練習したりとか、

めっっっちゃ頑張ったの!」 

 

 

球技が苦手な麻倉さんが、球技大会でクラスの人に迷惑をかけないように精いっぱいの準備をしたというお話です。

 

麻倉さんの魅力のひとつは、そのとき自分にできることを自分なりにコツコツとこなせるところだと僕は思います。

 

能力の有無は関係なくて、人よりもできることをやるとか、人よりも努力するとか、そういうことでもなくて、 自分の中にあるハードルを飛び越えようと行動を積み重ねられる人。

 

そんな彼女の考え方、在り方が僕は大好きです。

 

 

 

麻倉ももは向き合う

今紹介した麻倉さんの魅力は、このエピソードの中だけのものではありません。

麻倉さんの応援をしてきて、彼女の考え方、性格にはこういう行動原理が根付いているんだろうと感じます。

 

わかりやすいのは彼女のアーティスト活動です。

 

まず、麻倉さんはアーティストになりたいわけではありませんでした。

 

彼女はTrySailとしてデビューするにあたり、

「自分として歌うとき、どう歌えばいいかわからない」

とおっしゃっていました。

 

【リンク】TrySailのTRYangle harmony 第62回:セカンドショットちゃんねる - ニコニコチャンネル:エンタメ

(動画の9:11頃からのお話から抜粋)

 

TrySailとして初めてのレコーディングのお話)

麻倉麻倉ももさんの名前として歌うってなったときにどう歌えばいいんだろうなと思って。どの歌い方が正しいんだろうって思って、天に聞いたの。天はもう自分で(ソロアーティストとして)歌ってるから「どうやって歌えばいいの?」って聞いたら、「自分が一番歌いやすいように歌えばいいんだよ」って。「自分が歌いやすいところで歌えばそれが自分の歌だよ」みたいな。そんな感じのことを言ってくれて、「それどこだろう?」ってそこがわからなかった・・・笑」 

   

一見すると「何言ってるの?」と思ってしまう方も多いと思います。

しかし、これは目指すアーティスト像を持っていない中でデビューすることになった彼女の誠実さゆえの疑問だったんだと思います。

 

声優、キャラクターとしてのステージには抜群の表現力と安定感を持っていた彼女が、自身の名前で歌うステージではどこか不安定なパフォーマンスになる印象がありました。

今思い返すと、アーティストとしてどう歌えばよいかわからない気持ちが表れていたのかもしれない、と思います。

  

TrySailの一員として、ソロアーティストとして、彼女はずっと自分のアーティスト性を模索していたように思います。

 

麻倉さんのソロの楽曲「No Distance」(3rdシングルカップリング)は、初めて彼女が伝えたいメッセージを込めて作られた楽曲です。

 

No Distance

No Distance

  • provided courtesy of iTunes

 

「私も皆も辛いことがあるだろうけど、一緒に歩いていこうね」というメッセージが込められた曲ですが、

そういう麻倉さんが意図的に込めようとしたメッセージのほかに、

  • 「私はどんなメッセージを伝えたいんだろう」
  • 「私はどんなアーティスト活動をしたいんだろう」
  • 「ファンの人は私のどんな歌が聴きたいんだろう」

なんてことを考えた痕跡があるように僕は感じました。

  

アーティスト活動を通して見せたい信念やメッセージがあるわけではなかったし、クリエイティブな能力があるわけでもなかった。

 

それでも麻倉さんは、求められているものと自分がやりたいことにとことん向き合って、アーティスト活動を続けています。

 

 

 

「もちょ10」

そして始まったこの企画。 

 

ただ単純に麻倉もものこと、彼女が見ているもの、やっていることを伝えようとする企画。

 

この企画が始まったとき、このインタビューを思い出しました。

 

【春のブックフェス2020 特別企画】声優&アーティスト・麻倉ももさんがスペシャルゲストで登場! | ソニーの電子書籍ストア -Reader Store 2020年3月20日公開 より

 

――では、もしも麻倉さんが電子書籍を自由に作れるとしたら、どんな本を出したいですか?

 

ずっと思っていたのは、いろいろな写真と文章で私のことをより知ってもらえるスタイルブック、フォトブックがいいですね。私は自分のことを伝えるのが苦手なんですけど、最近は自分から発信することの大切さみたいなものを凄く感じています。そういう今だからこそ、いろいろな麻倉ももを皆さんに知っていただきたいなと思うようになりました。機会があれば、ぜひ挑戦してみたいです!

 

 

自分から発信することの大切さを感じたという麻倉さん。

この実感は、おそらく彼女が自分の活動に向き合ってきた結果、手に入れたものだろうと思います。

彼女が伝えたいこと、表現したいこと、そしてファンが求めていることに真剣に向き合ってきたからこその実感。

 

「もちょ10」が始まったことで、今彼女が「自ら発信する」ということにどれほど重きを置いているのか、まじまじと伝わってきて、麻倉さんの血の通った企画に滾るものがありました。

 

 

 

麻倉ももの特技

「もちょ10」を始めた当日のブログや、その後のラジオでインスタを始めるに至った経緯や気持ちが述べられました。

「このブログは、イイぞ!」ってアレコレ語りたいんですけど、下手に触れると蛇足にしかならないのでやっぱりあまり語りたくありません。ぜひ下のリンクから彼女の実直な言葉を見てみてください。

【リンク】はじめます! | 麻倉ももオフィシャルブログ「もちょっとおしゃべり」Powered by Ameba

 

 

ただその中で、ひっかかる文言がありました。

 

私って趣味も特技もない

 

 ふつう、自分が応援している人がこんなことを言っていると

「いやいや、そんなことないです!こんな特技があるじゃないですか!」

と言いたくなるもの。

 

僕もそう思って彼女がSNSで発信できる特技ってなんだろうと考えてみました。

  

結果、

「確かに、麻倉さんはこういうときに披露できる特技、披露したいと思っていそうな特技を持っていないな」

という結論に至りました。

 

ただ確かなのは、「もちょ10」という企画を受けて、そしてそれに対するブログやラジオでの発言で、僕はとても幸せな気持ちになったということ。

 

僕をそんな気持ちにさせたのは、麻倉ももさんが、特技がないと思っていても声を届けてくれようとするそのお気持ちなんだろうと思います。

この企画に宿る心魂は、間違いなく彼女の魅力で、人を喜ばせるコンテンツになり得る。

  

「他の人はこんなすごい能力がある」とか、「もっと頑張っている人がいる」とか、そんな他人との比較はどうでもよくて、機械に疎い彼女が動画を編集したり、特技・ネタがないと言いながらも初めてのSNS毎日動画を発信してくれる。

 

麻倉ももさんができる範囲で、彼女のことを伝えようとしてくれている。

これ以上必要なことなんてないんですよね。

 

彼女の美しい心根が感じられる「もちょ10」という企画が、ただただ尊くて、

麻倉ももさんって素敵だなぁ

と僕は思いました。

 

 

 

本題

さて、本題!!!

もちょ10のおすすめの動画をご紹介します!!!

 

 

 

 

www.instagram.com

 

フロ!?!?

 

ドボン!!!!

 

 

 

www.instagram.com

 

2回目!?!?!? 

 

 

 

www.instagram.com

 

 おいしそうすぎる・・・

 

 

 

www.instagram.com

 

はぁ~~~???

かわいいかわいいかわいいかわいい

 

 

 

 

 

以上、おわり!!!

 

 

 

あとがき

ここまで読んでいただきありがとうございました!!!

いかがでしたか?

もうすぐ6月25日、麻倉ももさんのお誕生日ということで、ちょっと前すぎるけど前夜祭的なイメージで今回のブログを書いてみました。

 

とにかく、「麻倉ももさんはすごいぞ!」「もちょ10はすごいぞ!」ってことが伝わっていたら幸いです!